すみません、本当にごめんなさい。
このカテゴリーの読者様が多いのは判っていたのです、出張の多い
会社員なもので、シンドイとついつい楽なカテゴリーでお茶を濁して
いました。本来ならば記者会見で泣きながら釈明したいのですが
あそこまでの演技力に達していないのではじめます。
初期のシーランチの建築物群は、
開拓時代初期の植民地様式と地形の進化形態です。
この植民地様式の共有の概念は至ってシンプルで、
限られた建築資材で建てられた建物と土地をを共有者と
等分に仕切って使う方法という意味で理解し易いものです。
これらの概念は、シーランチの建物を始める際に、
明確かつ豊かなキーワードとなりました。
↑ ココまでが前回の訳です
上記の表現に含まれる要素として、集合住宅とそれらを取り巻く広大な
共有オープンスペース、波打ち際と、丘陵の峰の部分から
一定の距離を保つことで構造体がその敷地にあたかも気持ちよく
横たわっている状態は海風を受け流し、自動車を遮り、他者からの
視線も遮るることでプライバシーを保っています。
いわゆるランドスケープ(造景)とは、土地固有の植物などを植栽すること
で造景部分の接ぎ目をなくす効果があり、自動車の姿を隠してくれます。
個人所有の庭も広さを制限し、テラスも外部から遮断されます。
このような効果をもってシーランチは「大地と気楽に暮らす」場所と
呼ばれています。
今日はここまで。